発達障害のお悩み

発達障害のお悩み

計算が苦手、漢字が覚えられない、英語が分からない等、他の学習に比べて、特定の教科や分野を著しく不得手にしている場合は、発達障害が疑われます。
発達障害がある場合は、無理にそれを克服しようとするよりも、機器等を活用する方が良い場合もあります。
むしろ、得意とする分野を伸ばしてあげることが自信となり、大成するケースも多くあります。

発達障害のお悩みついて

発達障害問題とは?

発達障害は、自閉症スペクトラム、注意欠如・多動性障害、学習障害、チック障害などの生まれつきの脳機能の障害のことです。
幼児のうちから症状が現れ、通常の育児ではうまくいかないことや集団での行動が苦手になるなどの状況になることもあります。
発達障害はひと目には分かりにくく、その症状も一人一様で見えにくい障害です。
生きづらさを感じているの当人に対し、その特性を本人も含め家族・周囲の人がよく理解することが望まれます。

発達障害の現況

発達障害問題においては、平成17年には「発達障害者支援法」が施行されました。
この法により、発達障害者への学校教育・就労における支援などについて定められました。
国及び地方公共団体に支援を求めることができるようになりました。

発達障害にどう向き合うべきか?

発達障害については、ご本人の困り感困り感に寄り添うことで支援の手立てが明確になります。
時には、ご本人以上に、家族への理解が必要な場合もあります。
発達特性であることに気付かずに、しつけや親の教育方針の間違いと思って、自責の念を抱いておられるケースもあるからです。
カウンセリングを通して、発達特性の課題や支援の方法を考えると同時に、特性には様々な長所を有している場合も多く、
時にはそれをさらに伸ばしてあげる視点も必要となる場合もあります。

当相談室での対応

カウンセラー

発達障害については、教育現場にも広く知られる様になりました。
しかし、必ずしも十分に理解されているわけではありません。
なまけや無気力と見分けがつかなかったり、我がままや変わった子として見られていることも多くあります。
それが発達障害であろうとなかろうとも、本人の生き辛さに周囲が支援の手を差し伸べることは有効な手立てだと考えます。
また、支援を必要とすることが存在する反面、他者よりも優れた面をもっているケースが多くあります。今は、その優れた能力を伸ばしていくことが注目されています。

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