集団的自衛権の行使容認?

投稿日:2025年11月25日

最新の世論調査で、「台湾有事で集団的自衛権を行使することに賛成か反対か」という問いに、賛成が反対を上回った。(共同通信調査)。

  集団自衛権に基づき他国を攻撃すれば、日本の国も相手国からのミサイル攻撃の標的となることである。戦火が拡大すれば、徴兵制度が施行され、戦地に派遣される。国内は、緊急事態宣言下におかれ、自由や人権が大きく制限される。

集団的自衛権の行使が、日本社会にどのような影響や事態を及ぼすかの記述もなく、賛否を問う調査もあまりにも杜撰である。また、この結果をもって社会が容認していると結論付けることも、間違った社会認識を醸成することになる。

  もし、国民がそのような判断をしたとしても、その背景を分析し、その危険性に警鐘を鳴らすべきなのが、マスコミの使命ではないのか。

「国を守る 平和を守る」という強い絶叫は、不満や不平を持つ人々にとっては、安心感を抱き、頼もしく、また、その相手を厳しく一刀両断にする言葉は心地よい。しかし、その一時の痛快感が将来何をもたらすのかの熟慮がない。

物事の表層だけにとらわれての思考故に、表層の下にあるべき根っこが皆無である。落葉した紅葉の絨毯が、強い突風に依って右往左往する様に似ている。

 

元来、物事を気軽に断定し、その決定への疑問を許さず、自身の行動や言動が、様々な内外への影響まで洞察できない人々が、集団となることによって、自身の中に巻き起こる不安や疑問、矛盾までも封印して、唯ひたすらに、突っ走っていく。それが、彼らの実像だ。

  今、本当に良識のある人々が、烏合の衆となっている暴走者を止めないと、日本はそんなに遠くない未来に、危機的状況となるだろう。

 

 

 

 

 

 

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