まもなく81回目の終戦記念日でを迎える。元社会科教員であった私は、若いころ中3生徒に、日本国憲法の前文を暗唱させる課題を与えた。最初は悲鳴を上げていた生徒たちも、休み時間に必死になって覚える姿が見られるようになった。そして1か月ほどの期間で、百数十名の生徒のほとんどが、暗唱を成し遂げていた。若い命に平和の理念を刻みたかったからである。
翻って今日、国旗損壊罪の成立や防衛三文書の見直し等、政権が向かう方向に大きな不安がある。8月9日に高市首相が長崎において、歴代の首相が「国是」としてきた非核三原則を、「政策」と言い換えて、将来の変更に向けての可能性を示唆した。
国際情勢が、ますます不穏な状況になっている今だからこそ、唯一の戦争被爆国である日本が、核兵器の廃絶を訴える使命があることを、改めて決意したい。
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