2月28日、マスクに続いて、トイレットペーパが店頭から消えました。ネットでのフェイクニュースが原因のようです。広がった不安が逸脱行動を引き起こしているとの報道がなされるほどその不安が蔓延するという悪循環です。マスコミ報道が、追い風を成しているという印象がぬぐえません。その不安を一掃させるための報道の在り方を是非考慮していただきたいと思います。
このフェイクニュースを発信した者の意図を考えてみましょう。ただ、自身の不安を発信したのでしょうか。社会に混乱を起こそうと言う愉快犯なんでしょうか。
私はこう考えました。マスクの転売で不当利益を得た人物が、次のターゲット商品を考えます。比較的安価で買い占めができるモノ、長期在庫を抱えても品質が低下しないモノ、多くの一般人が日常に必要と考えるモノ。それがトイレットペーパだったのでしょう。そして、密かに買い占めをして、フェイクニュースを発信する。そして、意図通りに世間は反応しました。
対応策はあるのでしょうか。あります。簡単です。転売を法で規制すればよいのです。オリジナル商品でないモノを、不当な利益目的での転売を厳しく罰すれば良いのです。ダフ屋を規制したチケットの転売規制と同じです。不安からの買い占めには、数的に限界がありますが、転売目的の買い占めは制限がありません。その部分を規制することで、一般の消費者は当面に必要な物を手にすれば落ち着きます。その状況をマスコミが、「生産は足りています」「〇か月後は、追加入荷が予定されています。」等を繰り返し訴えることが重要ではないでしょうか。
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