新年度 スタートが勝負!

投稿日:2015年4月25日

【活気あふれる4月】

4月の学校は活気に溢れています。新入学の子どもたちは勿論、進級した子どもたちにも決意や意欲がみなぎっています。
この時期の子どもたちは、前向きで積極的、やる気がみちています。担任の先生方は、学級目標や学級ルールを決め、子どもたちには個人目標を設定させます。この4月当初の取り組みがその後の1年間を決するといっても過言ではありません。

【家でも】

そのように考えると、家庭でも、年度変わりのこの4月5月を巧みに利用する方法があるかも知れません。
特に、新入学のお子さんは、家族や親戚からもお祝いや祝福の言葉を掛けられて、自尊感情が大きく高まっている状態です。大きな夢を描きながら、決して無理のない小さな目標を
親子で話し合うのも有効ではないでしょうか。
新年度は、誰でも、新たな計画を立てたり、少し勉強を始めたり、何かの小さな変化を示すものです。それを見逃さずに、激励の声をかけて頂くことは大切です。

 

【学校でも変化が】

「昨年度は、教室をエスケープしていたんですが、今年度に入ってからは、落ち着いています。」そんな声を聞くことも多いです。年度変わりを機に、子どもたちも学校生活のリズムを変えようとしているのです。子どもたち自身が、変化の機会を探していたのでしょう。
子どもたちが、前進への姿を見せると、先生方にも勢いが生まれます。それが好循環よなって学校全体に変化が生まれます。

 

【5月病対策】

ただ、4月のスタートを過大評価してはなりません。意欲を止める必要はありません。むしろそれを見守る教師や保護者の期待感を抑えなくてはなりません。
しかし、期待感が高まると、それに応えようとするこどもたちのオーバーペースが生じ、それが5月病を招く引き金となってしまいます。内心では期待しつつも、外観は冷静に対応することをお勧めします。
それでもお子さんが急発進する場合は、様子を見守って頂きながらペースダウンした時こそ、休みながらでも少しずつの前進に大きな意味があることに気付かせてあげてください。そうすれば、5月病への予防にもなるのではないでしょうか。

 

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