新学期がスタートします。 　

新型コロナの終息が見えない中、新学期がスタートします。

特に新入生にとっては、新しい環境に適応していくと努力と同時に、仲間や教師との距離間を保ったり、消毒やマスク、換気、黙食等、生活上の制限を受けながら、新生活を送らねばなりません。通常以上に、緊張を強いられるスタートとなります。

従来より、小1ギャップ、中1ギャップと言われるように、該当学年の子どもたちには配慮を要します。特に、小学1年生では、入学後1週間ぐらいは、勉強よりも学校生活や仲間づくり、生活ルールを身に着ける期間です。新しい環境に強いストレスを受けるこの時期、一人ひとりへのメンタルケアが欠かせません。

学校でも、家庭でも、毎日が新鮮で、感動で、驚きと喜びの溢れる気持ちを精一杯受け止めてあげて下さい。

それをしっかりと受け止めてあげれば、自分の中で気持ちが落ち着き、そして考えや感情も整理されていきます。

しかし今、コロナ感染、ウクライナ問題と、大人自身が、暗澹たる気持ちの毎日を送っています。「しっかりと受け止めて」あげる余裕がないのが、実態です。

政府もマスコミも、子どもたちの為、大人がどうあるべきかを是非、正しくキャンペーンして頂きたい。

子どもたちが安心して、新しい社会に一歩踏み出せるよう、自身の決意も込めて、励ましの言葉を発して参りましょう。