引きこもりが、社会問題となり、神戸でも令和2年2月3日に「神戸ひきこもり支援室」がオープンした。
ホームページにアクセスした。「電話、Eメール、来所、オンライン、訪問により相談をお受けします。ご利用は無料です。なお、来所・オンライン・訪問による相談は電話やメールでの予約をお願いします。」とあった。
具体的にどのようなサポートが受けられるのかを知ろうとして、アクセスしたが、残念ながら、サポートの中身や支援の体制は、ホームページには全く見えなかった。
本人や家族がホームページにアクセスする時は、状況を打破するために模索をしている時ではないか。相談しても良いのかどうか、そんな迷いを持った当事者にとって、心を寄せようと思えるページとは、残念ながら感じられなかった。
前稿にも書いたが、「ひきこもり」は、家庭の中に内在化している。問題が、家族外にほとんど見えないことが、一番の問題なのだ。
本人は基より、家族からも、ひきこもりの情報が社会に届かないのが、解決に繋がらない大きな要因だ。
その彼らを支援するなら、彼らからの情報をキャッチすることが、有効な方法である。その為には、彼らがアクセスしやすいホームページを準備することも、大きな支援ではないだろうか。
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