コロナ感染が日本で最初に確認(2020.1.15)されて以来、3年が過ぎました。
当初、学校は一斉臨時休業となり、6月の再開までの実質3か月が、休業となりました。その後、コロナ感染は、7波まで拡大収束を繰り返しています。
現在、学校では感染、濃厚接触、体調不良、インフルエンザや風邪症状等で、常時各クラスに複数の欠席者がみられる状況です。
欠席者の中には、当然登校渋りや不登校の子どもたちも含まれます。コロナ以降は、登校しても、体調不良を訴えると即下校させる措置が取られます。(感染の可能性があるので)
欠席者が多くなり、教員の中にも感染者や濃厚接触者が出てくると、欠席している個々の生徒への対応が困難になるのは仕方ありません。そのような状況が、不登校生を増加させる一因となっているのも否めません。
一旦、不登校状態になってしまうと、不登校生にとって、学校との距離間は確実に遠くなります。登校するためのエネルギ-が過重に必要となるのです。
登校したくない訳ではないが、登校するためのエネルギ-が不足しているというのが実情です。
この不登校生と学校との間の距離間(感)を縮めることが、不登校対策となるのではないでしょうか。
- 距離間(感)を少し縮める。
校内に、不登校生の居場所となる特別教室を設置する。これは、多くの学校で、既に実践されているところも多い。登校できている子供は、少数であっても、効果をあげている事例は多い。
- 距離間(感)を最短にする。
家庭訪問である。ただ、担任が放課後に行くことではありません。訪問担当の教員が家庭訪問して、1時間だけ対話や相談、学習をします。担当教員は、午前中3人、午後3人回れば、6人の子どもと出会えます。
- 距離間(感)を半分にする。
地域の図書館、公民館若しくは自治会館(使える時間は多い)に、近くの子どもを
登校させます。(送迎は保護者若しくは本人)担当教員を決め、1日待機をして、子どもを迎える。開室は1~2日/週。滞在時間は随意。
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