前回、お知らせいたしました「メカ ザウルス」が完成しましたので、お知らせいたします。
いかがでしょうか?
様々な部品が張り付けられていた完成前の姿のメカザウルスは、本当に多くの機能を備えた重厚感溢れる大型機械怪獣の姿に変身していました。
廊下に並べられた子どもたちの作品は、一つ一つが黒光りを放っており、壮観でした。休み時間に私が鑑賞していると、一人の児童が、自分の作品を指さします。「すごいでしょう!」と目で訴えています。「かっこいいね。すばらしいね。」と言うと、作品の説明をしてくれます。そうすると、別の児童が、次はこっちを見てと、私を引っ張っていきます。
子どもたちも、自分の作品を気にいり、褒めて欲しいのでしょう。どの子も、とても満足そうな顔をしていました。
担任の先生に窺うと、最後は、黒のスプレー式塗料で、全身を塗るそうです。その上から、まばらに金色のスプレーをかけて完成するそうです。色塗りは、さすがに1年生の児童には難しいので、放課後に担任の先生が、お一人で仕上げたそうです。
1週間ほどの展示会が終わって、子どもたちが作品を持帰るときは、一人一人が大きな紙袋やビニール袋に大切に入れて、嬉しそうに運んでいました。きっと、各家庭でまた大事に飾られているのだと思います。
余談ですが、黒のスプレー塗料は、教材費で徴収もできないので、自腹ですとニコッとされました。働き方改革で、学校の先生方の超過勤務が話題となっていますが、時間だけではなく様々な面での先生方の努力や奉仕の姿で、日本の教育が支えられていることを、改めて申し上げたいと思います。
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